2020 12 31のメッセージ

私自身、コロナ感染症の拡大後は、自民党内におけるコロナ対策の最前線である「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」の主要メンバーとして、当時の本部長で今の厚生労働大臣の田村憲久先生の下、未知のウイルス(新型コロナウイルス)が与えた深刻な影響から少しでも国家、国民を守る為に真剣な議論の末に打ち出された様々な支援策を地元静岡に伝えることに専念致させて頂きました。新型コロナウイルス感染症には、「何故、欧米諸国と異なりコロナに感染した方の重篤化や亡くなる方の割合が少ないのか」という未だ不明な点があり、このあたりの知見がとても大切だと今でも思います。失業率と自殺率には相関関係があり、失業率が1%上がると、人口1億2000万人の日本においては自殺者が2000人以上増えるという計算になります。政府は何故、(医療崩壊を防ぐことを前提に)新型コロナウイルスの押さえ込みと経済を回すことの可能な限りの両立を目指すのか・・・それは、新型コロナ感染症で亡くなる方も可能な限り守らなければならないし、経済苦が原因で命を絶とうとする方の命も可能な限り守らなくてはならないと考えているからです。コロナ禍を乗り越える為に、新型コロナウイルスに関する疑問を少しでも解決したいという想いの中で、9月に静岡県内において「新型コロナウイルス感染症に関するシンポジウム」(シンポジウムの動画をご覧になる方はコチラ・・・https://www.youtube.com/playlist…)を企画、開催させて頂きました。コロナ対策では正しく恐れることが重要です。科学的な根拠に基づいた適切な施策が必要です。これからもその立案、推進の為に引き続き頑張ってまいります。シンポジウム開催直後に、このたびの内閣において「国土交通省、内閣府、復興庁の副大臣」を拝命し、現在、その職務に邁進させて頂いております。災害対策、減災・防災、治水対策や観光政策、鉄道政策や物流、建設産業全般に加え気象庁や復興庁に及ぶ幅広い分野を担当させて頂いていますが、引き続き、身を引き締めて眼前の課題に立ち向かってまいります。今年一年、ご支援を賜わり、本当にありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。良い年をお迎えください。国土交通副大臣内閣府副大臣復興副大臣   参議院議員 岩井茂樹

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