「復興推進委員会」

こんにちは、岩井茂樹です。今週のスタートは復興庁で開催されたリモートで開催された「復興推進委員会」から!東日本大震災が発災してから今月の11日で10年が経過します。その節目を迎えるに当たり、このたび政府の新たな「復興の基本方針」がまとまりました。本日はこれから新しい「復興・創世期間」を迎えるにあたり、被災者の心のケアや、原発事故の避難指示が解除された地域への帰還など、これまで進められた政策の課題について委員会の中で共有させていただきました。地震直後の当時、あまりにも規模の大きな被害を目の前にして、まずは復旧期のインフラなどのハード整備を最優先に進めました。その後、復興期に入り、子供たちの教育や心のケア、地震災害の伝承などのソフト面での対策が進められました。コロナ禍も同じ側面があると感じています。東日本大震災のように甚大な被害をもたらした災害は、私たちに大きな試練を与えるのと同時に、様々な問題を顕在化させ、私たちがそこから大きな学びを得ることができる機会も与えているのではないか・・・。東日本大震災は、われわれに悲しみだけではなく、被災地を再生させることを通して、これからの日本の、また故郷の未来を築きあげるために大切な考え方や経験を与えてくれているのかもしれないと感じます。東日本大震災から10年の節目を迎えるにあたり、改めて尊い命を失われた方々の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げます。

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